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by カクテルとカレーの店

ブランデーの歴史

ブランデーがいつ、どのようにしてつくられるようになったか、については不明だが、中世の錬金術師によって、ワインを蒸留す
る技術がもたらされたと考えていいだろう、フランスのブランデーに関する最古の記録は、アルマニャック地方のオー・ガロンヌ
県のもので、1411年には、この地方で「生命の水(フランス語でオー・ド・ヴィー)」がつくられていたと記録されている。
16世紀になると、ボルドー、パリ、アルザスなどで蒸留の記録が残っており、17世紀には、コニャック地方で企業化されたブ
ランデーづくりが始まっている。
コニャック地方のブランデーの起こりは、1562年から1598年にかけての宗教戦争が契機となった。古くからワインの産地
としてしられていたコニャック地方は、宗教戦争の主戦場となったためにブドウ畑が荒廃し、戦争が終結しても戦前のような声価
は得られなかった。そこで当時、大西洋貿易の実権を握り、コニャック地方のワインも扱っていたオランダの貿易商がワインを蒸
留してオー・ド・ヴィーとすることを勧め、北欧やイギリスで販売したが、この新しい蒸留酒は、特にイギリスで歓迎された。
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by yahooomahalo | 2005-11-12 21:20 | Comments(0)